131
携帯のアドレス帳の
封印していた貴方のページを
久しぶりに開いた
名前見ただけでドキドキ
ボタン1つ押しちゃえば
貴方と繋がるんだもん
耳が
貴方の声を求めてる
ざわざわと
胸騒ぎがしている
番号変わってない?
アタシを拒否してない?
着信見て電源切っちゃう?
押せるわけないよ
貴方との唯一の繋がり
失いたくないから
あと少しだけ
特別なフォルダに
貴方を封印
封印していた貴方のページを
久しぶりに開いた
名前見ただけでドキドキ
ボタン1つ押しちゃえば
貴方と繋がるんだもん
耳が
貴方の声を求めてる
ざわざわと
胸騒ぎがしている
番号変わってない?
アタシを拒否してない?
着信見て電源切っちゃう?
押せるわけないよ
貴方との唯一の繋がり
失いたくないから
あと少しだけ
特別なフォルダに
貴方を封印
082
派手に玉砕したいし
地味に消滅してもいい
したいと思う事は
どれも後ろ向きで
まさかこんな人だとは
きっと誰も知らない
一気に粉砕したいし
徐々に壊滅してもいい
光に憧れていても
どこか後ろめたくて
まさかこんな人だとは
きっと誰も気付かない
地味に消滅してもいい
したいと思う事は
どれも後ろ向きで
まさかこんな人だとは
きっと誰も知らない
一気に粉砕したいし
徐々に壊滅してもいい
光に憧れていても
どこか後ろめたくて
まさかこんな人だとは
きっと誰も気付かない
077
そういえば
寒い時期には
想い出が無い
寒空の下で
温かい珈琲を
一緒に飲みたい
小春の日は
長閑な公園を
一緒に歩きたい
白雪の下で
着飾った木々を
一緒に眺めたい
聖夜の夜を
静かに穏やかに
一緒に越えたい
叶わない願いが
冷たく凍りついて
アイスピックで砕きたい
いまだに溶けない
氷河の心が
淋しい北海を彷徨う
寒い時期には
想い出が無い
寒空の下で
温かい珈琲を
一緒に飲みたい
小春の日は
長閑な公園を
一緒に歩きたい
白雪の下で
着飾った木々を
一緒に眺めたい
聖夜の夜を
静かに穏やかに
一緒に越えたい
叶わない願いが
冷たく凍りついて
アイスピックで砕きたい
いまだに溶けない
氷河の心が
淋しい北海を彷徨う
066
ある場所へ
旅行に行きたいと思った
でも
行く事が出来なかった
あれ以来アタシは
心を乱して
命まで
放り投げようとした
あの場所へ行きたくても
また行けなくなったら
また心を乱して
また命を投げ出すかもしれない
だから
一生行きたくない
旅行に行きたいと思った
でも
行く事が出来なかった
あれ以来アタシは
心を乱して
命まで
放り投げようとした
あの場所へ行きたくても
また行けなくなったら
また心を乱して
また命を投げ出すかもしれない
だから
一生行きたくない
062
あの日
見送った
貴方の
後姿
思い出して
涙が溢れた
一緒に
飛んでいきたかった
独りに
なりたくなかった
でも貴方は
去っていった
笑顔で
去っていった
空港のロビーに
ぽつんと独り
切ないほど
広かった
嗚呼
号泣
今更
畜生
見送った
貴方の
後姿
思い出して
涙が溢れた
一緒に
飛んでいきたかった
独りに
なりたくなかった
でも貴方は
去っていった
笑顔で
去っていった
空港のロビーに
ぽつんと独り
切ないほど
広かった
嗚呼
号泣
今更
畜生
061
あの日貴方に奪われた希望
あの時貴方に与えられた絶望
アタシが求めたいもの
貴方に与えられるもの
もう
何も無い
アタシという存在も
もう要らないでしょ
アタシも要らない
アタシなんて要らない
代償を求める愛は
長続きしないから
あの時貴方に与えられた絶望
アタシが求めたいもの
貴方に与えられるもの
もう
何も無い
アタシという存在も
もう要らないでしょ
アタシも要らない
アタシなんて要らない
代償を求める愛は
長続きしないから
060
貴方に質問されても
答えは決まってるし
言い訳したとしても
現実は変わらないし
感情だけ突出しても
解決には至らないし
天変地異が起きても
何も変化はしないし
傷つきたくないから
何も出来ないんだし
もう戻れない
やり直せない
貴方の選んだ道でしょ
答えは決まってるし
言い訳したとしても
現実は変わらないし
感情だけ突出しても
解決には至らないし
天変地異が起きても
何も変化はしないし
傷つきたくないから
何も出来ないんだし
もう戻れない
やり直せない
貴方の選んだ道でしょ